会の目的と活動
双掌の会は、仙台を中心としたこの地を愛し社会を愛する人達が集い、この地に新しい文化と産業を興し、日本国内や広く世界に発信しようと情熱を傾けて、地域社会の発展を実現させる会として立ち上げました。現在では、
1・会員同志の活発な情報交換
2・地域の文化や産業の発掘研究
3・新しい産業や文化事業の提案、助言、育成
4・会員相互の研鑚と親睦
を中心に活動中であります。
会のいわれ
会の名称は、後に伊達家の家訓となりました、虎哉禅師が梵天丸(政宗の幼名)に諭したと言われております「孤掌鳴り難し」を基に、その対義語となる「双掌は鳴る(成る)」の造語を作り「双掌の会」といたしました。
「孤掌鳴り難し」の教えとは?
伊達政宗は幼少のころ梵天丸といった。指南役の虎哉禅師が、梵天丸に云う。「両の手を打ってみよ」・・・大きな音が出た。
「その音を片手で出してみよ」・・・音は出せない。手のひらがひとつでは音は鳴らない。ふたつの手で拍手が出来る。
ひとの協力を得なければ、何事も成し遂げられない。「孤掌鳴り難し」の教えだ。
良き師、良き友、良き家臣、良き領民を得てこそ国は栄える。君主の心得を教えた「孤掌鳴り難し」は、政宗の生涯の指針となり伊達家の家訓となった。
「双掌」とは、この家訓を踏まえた造語であります。
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