研修視察旅行(令和6年9月6日(金)~7日(土))報告

【初日】令和6年度の研修視察旅行は、山形県天童・最上地区を中心に実施

いたしました。9月6日(金)8時45分に仙台駅東口バスターミナルを出発、高速道路の東北道から山形道を進行し、最初の訪問地は上山城でした。羽州の名城として広く知れ渡っていますが、その歴史の一端に触れてきました。次の訪問である「こんにゃく番所」には予定通り到着し、ほぼすべてこんにゃくで作られた料理で昼食をとり、こんにゃく尽くしを堪能いたしました。

1日目昼食時、「こんにゃく番所」での集合写真

こんにゃく番所を後にして、次は天童ワインの工場見学と試飲の機会をいただきました。ここ数年でワインの生産量が増え、天童の名産物としても注目度も高まっています。参加した会員の皆様もそれぞれお土産として購入をされていました。続きまして、天童といえば「将棋の町」で有名ですが、まず、将棋の駒つくり体験をしました。参加の皆様も係りの方の説明を受けて、初めて駒つくりの体験をすることができたのではないでしょうか。その後、将棋資料館を訪問しました。この資料館で天童在住の辻輝彦氏と合流し、将棋と天童の町のつながりをはじめ関りの歴史を解説いただきました。ここで一日目の行程は終了しました。

1日目、「天童市将棋資料館」前にて

その後、懇親会と一部有志による2次会が開催され、辻氏から「辻蕎麦」をふるまっていただき、おいしい締めのそばをごちそうになりました。

辻様、本当におせわになりました。

【2日目】辻氏の案内で毎年4月に開催される「人間将棋大会」会場をみてきました。大きな将棋盤に見立てた舞鶴山の敷地で展開される「人間将棋」の様子を思い浮かべての景色でした。その後、同じ敷地内にある織田信長を祀っている

建勲(たていさお)神社に参拝をいたしました。織田信長を祀っている神社は、全国で3カ所、その内の一つが天童市の建勲神社です。厳粛にお清めをしていただきました。建勲神社をあとにして、最上川芭蕉ライン船下り場にと到着いたしました。昨年は、悪天候のため、阿賀野川の川下りが中止となりましたが、今年は予定通り、乗船できてほっといたしました。ただ、7月下旬の大雨の被害により、通常コースではなく短縮コースでの船下りでしたが、川沿いの景色を眺めながら、船下りを満喫できました。

2日目、最上川芭蕉ライン船下りの船上にて

最終の訪問先は、芭蕉の俳句でも有名な「封人の家」(旧有路家住居)の訪問でした。松尾芭蕉が宿泊した様子を思い浮かべながら、見学をしました。予定した訪問地をすべて終了し、仙台に向け、帰路につきましまた。到着は予定通り、17時頃に仙台に到着いたしました。2日間とも、天気に恵まれ、大きなトラブルもなく終了できましたこと報告いたします。スケジュールや段取り等、すべて組んでいただきました名鉄観光サービス様に感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。