■令和7年度研修視察旅行のご報告(9月5日、6日)
10回目を迎えました研修視察旅行は、今回、初めて宮城県内を施設・
史跡を訪問いたしました。16名参加のもと、少し気になる天気予報
でしたが、1日目スタートの小雨以外は、晴天に恵まれ、ほんの少し秋を感じさせるさわやかな天候でした。
【初日の訪問先】【山元町中浜小学校遺構⇒多賀城政庁跡⇒シーパルピア女川】
最初の訪問先、山元町中浜小学校遺構では、海岸から400メートの小学校
で、10メートルを超える津波から、奇跡的に難を逃れ、生存できた様子の説明がありました。校舎の被害状況も当時のまま見ることができ、あらためて
津波の恐怖と災害対処への心構えを感じさせられました。

中浜小学校遺構前にて(海岸から400m)(070905)
多賀城政庁跡では、1300年前の当時の壮大なスケールが確認でき、歴史ロマンにひたることができました。

多賀城 南門前で集合写真(070905)
シーパルピア女川は、震災後の復興事業が順調に行われ、あたらしいまちつくりに取り組んだ様子を感じることができました。

女川シーパルピア(070905)
1日目のホテル向かう途中、昨年12月に開通した出島(いずしま)大橋を通行しました。大橋開通によぅて島との往復がいかに便利になったかを知りました。
ホテル到着後、楽しみな懇親会を行い、気仙沼らしい海の幸をみんなで堪能いたしました。
【2日目の訪問先】【気仙沼ベイクルーズ船・乗船⇒気仙沼シャークミュージ
アム⇒南三陸3.11メモリアル・さんさん商店街⇒矢本パーキングエリア】
最初に、気仙沼大橋を渡り、気仙沼ベイクルーズ船に乗船し、気仙沼湾を遊覧
しました。過去2回の遊覧船の企画は、天候不順により、乗船ができなかったのですが、今回は、晴天の穏やかな海の遊覧を堪能できました。久しぶりにさわやかな海風にあたった気がします。

気仙沼ベイクルーズ船前で(070906)
気仙沼シャークミュージアムでは、日本で唯一のサメ博物館らしく、サメの情報が盛り沢山でした。南三陸メモリアルでは、我々が訪問する少し前に入場者30万人のイベントあったようでここでも震災の教訓を思い起こさせられました。

南三陸3.11メモリアル前にて(070906)
最終訪問先は、南三陸道・矢本パーキングエリアでの自衛隊松島基地の遠望でした。残念ながら、ブルーインパルスの目視はできませんでしたが、飛行しているイメージを意識してみんなで記念写真をとりました。

東松島SAにて(070906)
終わってみれば、あっという間の2日間でした。大きなトラブルや事故もなく、参加者全員、元気よくそれぞれ家路につかれましたこと何よりでした。
2日間、参加いただいた皆様には、本当にお世話になりましたこと厚く御礼申し上げます。